チワワって飼いやすい?飼い主の感想と評価
他の犬種とはひと味違った風貌のチワワに格別の魅力を感じる方は多いでしょう。特にあの、ウルウルの大きな瞳は、眼が合った者を虜にしてしまうほどの愛らしさがあります。
そんな見た目の可愛らしいチワワを実際飼ってみるとどんな感じなのでしょうか。無駄吠えやお散歩・しつけなど、チワワを飼う上で重要な6つの項目について、実際にチワワを飼っている方の声を元に採点してみました。


チワワは一昔前と比べ、性格や血統が安定してきたこともあり、大人しい子が増えてきているようです。もちろん全く吠えない犬などいませんので、何かの拍子に吠えることはあるかもしれませんが、それでも他の犬種に比べれば吠える頻度は少ないと言えます。
マンションなどの集合住宅で、過度な無駄吠えが近所迷惑になるなど、周囲に気を遣わなければならない環境の方にもある程度適した犬種ですね。
チワワに限らず、愛情を注いでもらった犬は、心穏やかで無駄吠えしにくい性格になっていくと言われます。チワワだからと安心せず、しっかりとかわいがってあげてくださいね。
チワワは小型犬の中でも臭いの少ない犬種です。耳は立ち耳なため風通しが良く、炎症を起こしにくい特徴がありますし、被毛は適度な長さで汚れが付きにくいため、口周りを含めて臭いが発生しにくい傾向があります。
もちろん目ヤニの拭き取りやお尻周り、歯磨きなど臭いを発生させない適度な対応をしてあげなければ衛生を保つことは出来ませんから、お手入れは忘れずにしてくださいね。
チワワは世界最小の犬でもあり、散歩量が少なくてすむ犬種です。お部屋の中でも十分楽しそうに走り回る姿も見られますが、やっぱりワンちゃんにとって外のお散歩は格別です。ストレス発散や社会勉強の効果もありますので、適度に散歩に連れて行ってあげるようにしましょう。
チワワはスムース・ロング共に抜け毛のある犬種です。特に換毛期(春・秋)には古くなった毛が抜け落ちていきます。ただ、他の抜け毛のある犬種に比べてサイズが小さいため、抜ける量そのものが少ないのはメリットと言えます。
ほとんどの犬種は抜け毛があります。被毛アレルギーなど、どうしても抜け毛がダメな方には向きませんが、そうでないのであれば「犬は毛が抜けるもの」と理解して犬種選びをすることが必要ではないでしょうか。私たち人間だって少なからず毛が抜けるのですから。
一見、大人しそうに見えるチワワですが、実際の性格は様々なようです。飼い主だけに心を開くチワワや誰にでも愛想を振りまくチワワ、神経質で怯えやすいチワワなど千差万別です。
チワワは吠えにくい犬種ですが、そのぶん自身の感情を直接行動に乗せて表現することがあります。例えば一般の犬種は、自身が嫌なことをされると唸ったり吠えたりして不快感を表しますが、チワワの場合、前触れなく突然噛みつくなどの行動に出ることがあります。
そのようなチワワと暮らしていくことにならないようにするためにも、チワワ選びや幼少時の愛情・しつけが重要になってきます。たっぷりと愛情を注がれたチワワを選び、子犬の頃には色んな人・もの・動物に触れさせて感受性豊かなチワワになるよう努めましょう。
犬を飼う上で、最も費用が掛かるのが食費です。チワワはサイズがとても小さく少食でもあるので、フード代は少なくて済むでしょう。そのほか、ペットシーツやクレートなども出費が少なくて済みます。
一方、病気やケガなどの治療費は必要になることがあります。チワワにありがちなモレラや、高いところからの落下による骨折など、チワワ特有の病気やケガがあります。また、小さいので踏んだりしないよう注意が必要でしょう。