奇跡の復活! 再び歩けるようになった犬の物語
思わぬ事故に遭遇してしまう可能性は、誰にでも平等にあります。ちょっとした不注意が、それまでの順風満帆だった人生を大きく転換させてしまうということも、実際に起こっているのです。もちろん、事故の受け止め方は人それぞれではありますが、日頃からなにかと注意深くなっておくことで、未然に防げることもあるかもしれません。
事故にあってしまう危険性は、私たち人間だけでなく、一緒に暮らす動物たちも同じです。とくに、毎日さんぽに出かけている犬の場合には、自動車事故などに巻き込まれてしまうことが少なくありません。場合によっては、足を損傷してしまうということもあります。そうなれば、大好きなさんぽに行けないどころか、走り回ることもできません。
海外では、前足を損傷してしまった犬が話題となりました。なぜ話題となったのかと言うと、奇跡的な復活を遂げたからです。いったい、どうやって回復したのでしょうか。
1.ボランティアの活動その犬は、生まれつき前足に障害がありました。事故で怪我をしたわけではありませんが、歩けないことに変わりはありません。そんな彼が、ボランティアの活動によって、飼い主と巡り合うことができたのです。
2.従来の車輪では…飼い主の方は、なんとか歩けるようにしてあげたいと思い、最初は車輪を試したそうです。ただ、この車輪はある程度の効果をあげたものの、自由に走り回れるというにはほど遠かったのです。そこである機器に目をつけました。
3.3Dプリンターの活躍その機器とは、今、世界で話題となっている「3Dプリンター」です。3Dプリンターで義足をいちから設計することにより、最適にカスタマイズされたものを考案したのですね。その義足のおかげで、今では飼い主と一緒に走れるようになりました。
このように、新しい技術を医療の現場で活用するということは、大変すばらしいことですよね。かつては莫大な費用がかかってしまったような研究も、これなら安価ですますことができます。動物の健康を守るためにも、今後の活躍にも期待したいですね。
出典:TC