トイプードルの毛色の種類と選び方
トイプードルはペットにしたいランキングでも必ず上位に入る人気の犬種です。愛くるしい可愛さ、もふもふした毛並み、つぶらな瞳など、様々な魅力がありますよね。そんなトイプードルですが、たくさんの毛色の種類があります。実はトイプードルは歴史的な繁殖の経緯もあって、毛色によって性格も異なると言われています。
ここではトイプードルの毛色と共に性格についてもご紹介していくことにしましょう。
注意:ご紹介するのは毛色ごとの性格の傾向であり、全てのトイプードルが紹介したような性格を持っているわけではありません。
目も鼻もすべて全身真っ黒の神秘的なトイプードルです。
トイプードルの中で性格のおだやかさ、頭の良さが一番とされていますから、初めてトイプードルを飼う方で性格が心配な方にもオススメしやすいカラーです。
人見知りもしないので、友人や友達と会った時でもほとんど、吠えることがありません。ただ、遊び好きなのでとっても動きまわる事も多いのだとか。
全身真っ白、雪のようにふわふわモコモコの上品な印象のトイプードルです。
ブラックに並んで性格が安定しており、こちらも初心者の方でもしつけがしやすく飼いやすい毛色と言われています。
ブラックに比べるとやや大人しめでな性格ですから、落ち着いてトイプードルを飼いたい方はホワイトを選ぶと良いかもしれません。
ブラック・ホワイトと並んでトイプードルの3原色と言われる、焦げ茶色をしたトイプードルです。
少し自分勝手で、単独行動しやすい傾向があると言われています。ベタベタするよりも一定の距離を保った付き合い方をするようですが、急に甘えてくることもあるツンデレタイプのトイプードルです。
日本でも人気の高いオシャレなカラーのトイプードルです。特にレッドは派手すぎず地味すぎず、バランスの取れたカラーとして人気を博しています。
繁殖の歴史が浅く、協調性と主人への服従心がほかの毛色と比べて低めなお嬢様タイプのトイプードルです。
人気の毛色ですが、しつけがちょっと難しいところがあると言われていますから、心配な方はブリーダーさんから直接譲って頂くなど、適切な社会化期を過ごしたトイプードルを手に入れるようにしましょう。
何種類ものシルバーに輝く被毛が織りなすグラデーションが美しい個性的なトイプードルです。子犬の頃はブラックと間違えやすいので注意が必要です。
シルバーは中間色であることもあって、温厚な性格もあれば、協調性にかける性格など分かれる傾向にあるそうです。他のワンちゃんと遭遇した時に、すぐに仲良くなれる大人しいタイプと、ちょっと吠えちゃうタイプなど分かれるようですね。
この他にも、クリームやカフェオレと言った柔らかい色合いのトイプードルや、ブルーのような珍しいカラーのトイプードルも存在します。珍しいカラーのトイプードルは性格の傾向が推し量ることが難しいため、ブリーダーさんに聞いてみるのが一番です。
右のお写真は珍しいブルーカラーのトイプードルです。
こちらで紹介した単色のカラー以外にも、パーティカラーのよな複数の毛色が混ざったトイプードルも存在していますが、そのようなカラーは JKC でも認められていないものであり、特に珍しいトイプードルをお探しでないならば避けた方が無難かもしれません。
また、トイプードルの毛色は濃い目が良いとされています。これは年齢を重ねてくると毛色が退色をしていくからです。早い場合は生後数ヶ月程度から、遅くても2年目頃には退色が始まるり、毛色が濃いから退色が遅いなどといったことはないようです。
あくまで個体差、遺伝による影響が強いとされており、明確な解明はまだなされていません。退色は専用のカラーリングシャンプーなどで補うこともできますが、ある程度は避けられない事ですから、毛色の変化を楽しむ気持ちを持つといいでしょう。