実は見破られていた!? 犬にはウソを見破る能力がある!!
あなたはウソをついたことがありますか? 一般的な大人であれば、ほとんどの人がなんらかのウソをついたことがあることでしょう。人を騙すのは良くないことですが、相手を傷つけないためにつくウソであればまだ許されるかもしれません。大切なのは、自分のためではなく、人のためにウソをつくことでしょう。
「ウソなんかついたことない!」。そう反論される方は、もしかして「人間には」ということではありませんか? もしかしたら、たとえば飼い犬に対して、言葉ではなく態度でウソをついていることがあるかもしれませんよ。散歩を行くふりをしたり、ご飯をあげるふりをしたことがある人は多いかと思います。
ただ、犬を騙そうとするときには注意してください。もしかしたら、そのウソは見破られているかもしれません。
1.おやつの入った食器ある研究によると、人間が犬を騙そうとすると、犬にはそれが分けるということが判明しています。実験では、おやつの入った食器を指さして、犬にその存在を教えてあげるという方法がとられました。もちろん、犬は大喜びです。
2.空の食器次に、もう一度同じように食器を指さしてみます。しかし今度は食器は空。つまり犬を騙そうとするのですね。最初はひっかかってしまう犬も、2回目以降は信用しなくなります。こうした実験結果から、犬は人が騙そうとするのを見破っていることが明らかになりました。
3.犬の信用度は?あなたが飼っている犬はどうでしょうか。普段から犬を騙そうとしていれば、もしかしたら信用度は下がっているのかもしれません。なかなか言うことを聞いてくれないのは、これまでに騙された経験があるからかも。ウソは見破られているのです。
できることなら、可愛い犬を騙そうとなど思わないことです。いたずらしてその反応を見るのは楽しいことですが、犬にとっては迷惑ということもあるでしょう。犬に信頼されるためにも、日頃からウソをつかないようにしたいですね。