TOP ›気になるお金、犬の生涯費用

気になるお金、犬の生涯費用

はじめての方へ

子犬を飼うときにどうしても気になるのが飼育にかかるお金(コスト)の問題。子犬を幸せにしてあげるためにはある程度の経済力が必要なことも確かです。

飼い始めてから「こんなはずでは」なんてことにならないよう、毎月必要な費用や生涯を通して必要となる費用について知っておきましょう。

ここに紹介するのは小型犬から大型犬までの費用の目安です。 実際の費用は飼い主様の飼育方針や犬種、利用される動物病院やお店などによって大きく異なりますが、イメージをつかむことは十分できるでしょう。

さぁ、どれぐらいお金がかかるのでしょうか?

サイズ別、犬の生涯費用
 
小型犬(18年) 中型犬(15年) 大型犬(13年)
初期費用 261,000円 282,500円 308,000円
毎月費用 (8,317円×12ヶ月×18年)
1,796,472円
(12,050円×12ヶ月×15年)
2,169,000円
(16,583円×12ヶ月×13年)
2,586,948円
毎年費用 (28,500円×18年)
513,000円
(35,500円×15年)
532,500円
(42,500円×13年)
552,500円
生涯費用合計 2,570,472円 2,984,000円 3,447,448円
月額費用合計 10,692円/月 15,008円/月 20,125円/月

それではそれぞれの費用を詳しく見ていくことにしましょう。

初期費用

ワンちゃんを飼う際に最初に必要となるお金が初期費用(イニシャルコスト)です。これにはワンちゃんの購入代金や首輪・サークルなどの物品だけでなく、法令で義務付けられている犬の蓄犬登録や予防接種費用などが含まれます。

さらに、遠方のワンちゃんを迎え入れる場合は、見学のための往復の旅費や輸送費なども計算に入れておかなくてはなりません。

初期費用
 
小型犬 中型犬 大型犬
子犬代 200,000円 200,000円 200,000円
ワクチン代 8,000円 8,000円 8,000円
犬の登録 3,000円 3,000円 3,000円
去勢・避妊手術 25,000円 30,000円 35,000円
グッズ類 25,000円 41,500円 62,000円
初期費用合計 261,000円 282,500円 308,000円
意外とかかる初期費用
蓄犬登録
東京都荒川区役所より

ワクチン代については接種回数やワクチンの種類(何種混合ワクチンか)によっても金額が異なりますので、担当の獣医師と相談して決めてください。

また、去勢・避妊手術は飼い主の任意で行いますが、メス(避妊手術)の方が割高なことが一般的です。去勢・避妊手術についてはメリット・デメリットの双方があります。一般的にはメリット方が大きいとされていますが、飼育方針に照らして獣医師と相談の上、判断するのが良いでしょう。

グッズ類はワンちゃんを迎えるに当たって最低限必要となる、ハウス/サークル、ベッド、首輪、リード、ケージ・クレート、餌皿、トイレトレー、ペットシーツなどの平均的な価格で試算しています。これらは安価なものから高価なものまで様々ですので、お好みのものをお選びください。

毎月必要な費用

ワンちゃんを飼うには継続的に支出(ランニングコスト)が必要です。ここでは毎月定期的に必要となる主な費用についてまとめてみました。

ワンちゃんの種類や性格によっては一般的な費用の他に、しつけのための費用や保険代、家財道具の修繕費用などが必要となる場合があるでしょう。

毎月必要な費用
 
小型犬 中型犬 大型犬
フィラリア予防接種 467円 1,000円 1,333円
フード・おやつ類 2,600円 3,800円 6,000円
おもちゃなど 250円 250円 250円
シャンプー&トリミングなど 3,000円 4,000円 5,000円
ペットシーツ・ケアグッズなど 2,000円 3,000円 4,000円
毎月費用合計 8,317円 12,050円 16,583円
フィラリア予防接種
犬フィラリアは蚊によって伝染する犬の病気です

フィラリアは蚊が媒体となって感染する犬の病気です。ご存知の通り、蚊は世界で最も危険な動物であり、人間でも蚊による感染症の伝染で、年間200~300万人もの死者が発生しています。

フィラリアに感染すると、犬の心臓に細くて白いそうめん状のフィラリアが住み着き、心肺機能に負担がかかって、最悪の場合死に至ります。

 ■犬フィラリアの画像

フィラリアの予防接種費用については8か月分で計算していますが、お住まいの地域で蚊の発生する時期の少し前から、蚊が発生しなくなる時期の少し後までを目安に実施してください。料金は犬の大きさ、接種期間、接種する薬の種類によって異なります。

最も費用のかかる「食費」
おやつ

犬にかかる費用で最も大きいのは何と言っても「フード類」。 最近では子犬の体調を気遣ってプレミアムや無添加、国産や手作りなどのフード・おやつを与えている飼い主や、人間と同じ食べ物を与える飼い主も増えました。何でも世界最長齢のワンちゃんはベジタリアンだそうですね。

人間の食べ物は犬にとって脂分が多いことと、犬には与えてはいけない食べ物がたくさんあるので注意が必要です。食品偽造が問題になっている昨今、ワンちゃんのフードも安心品質のものを選びたいですね。

そしておやつは、しつけやご褒美・誘導などの際に何かと重宝します。中には子犬が喜んだりはしゃいだりする姿が見たくて買ってあげる飼い主さんも。おやつ代は意外とあなどれないアイテムなんですね。くれぐれもあげすぎには注意してください。

シャンプー&トリミング代

ワンちゃんにかかる費用の中でもフードに並んで大きなウェイトを占めるのがシャンプーとトリミングの費用です。最近は室内飼いが増えており、ワンちゃんと身近に触れ合う機会が多くなったため、ワンちゃんをより清潔に保つためのシャンプーやトリミングの需要が高まっています。

シャンプーやトリミングの費用はワンちゃんのサイズが大きくなるほど高くなりますが、それ以外にもトイプードルやビションフリーゼのような長毛種で巻き毛のワンちゃんも高くなります。

費用を抑えるためには、次のポイントを押さえて犬種を選ぶと良いでしょう。


逆に、次のような犬種はトリミング代がかさみます。

あなどれないケア関連グッズの費用
歯磨きは毎日の習慣にしましょう

グッズ類の中でもトイレシートやケア関連グッズ(歯磨き・ケアスプレー・涙やけクリーナー・耳掃除)のような消耗品はトータルで見ると結構な費用になります。

まず、トイレシートは使い捨てではなく洗濯できるものを利用するなど賢く節約を考えてみましょう。

次に歯磨きは、毎月の費用や手間がかかってもこまめにやるべきです。ワンちゃんの口内は人間と違ってアルカリ性で歯石がつきやすいため、ワンちゃんは非常に歯周病や歯肉炎になりやすいのです。

口内を不潔にすると口臭がするだけでなく、老齢化と共に食べ物が噛めなくなり様々な健康障害を引き起こして、かえって費用がかかってしまいます。

毎年必要な費用

年間単位で必要となってくる費用は、法的に定められた義務事項も含めて意外と多いものです。

この他にも任意で加入するワンちゃんの健康保険や、亡くなったときのための葬儀や供養費用などが必要になってくる場合があります。

毎年必要な費用
 
小型犬 中型犬 大型犬
ワクチン代 8,000円 8,000円 8,000円
虫下し 1,000円 1,500円 2,000円
狂犬病予防接種 3,500円 3,500円 3,500円
ノミ・ダニ駆除 1,000円 1,500円 2,000円
健康診断 2,000円 2,000円 2,000円
ペットホテル代 3,000円 4,000円 5,000円
治療費 10,000円 15,000円 20,000円
毎年費用合計 28,500円 35,500円 42,500円
ワクチン接種と狂犬病予防

ワクチンの接種タイミングについては年1回や2回など諸説がありますが、頻度はともかく接種は行っておくべきです。これは、ワンちゃんの安全のためであることはもちろんですが、狂犬病予防接種と合わせてもう1つ理由があります。

それは、ドッグランやペットホテル、公共施設などの動物関連施設で、ワクチン接種・狂犬病予防接種を行っていないワンちゃんはお断りされることがあることです。特に狂犬病予防接種は法律で義務付けられていることですから、これを行っていないワンちゃんが敬遠されるのは仕方のないことです。

狂犬病は近年の日本では殆ど見かけない病気となりました。その影響もあり、最近ではワンちゃんに余計な苦痛を与えたくないなどの理由から、接種を行わない飼い主も増えてきているようです。

狂犬病予防接種は飼い主の義務です

しかし、厚生労働省が2013年に発表した世界の狂犬病分布資料を見ると、狂犬病が清浄化されている地域はむしろ珍しいことが分かります。さらに、アジア地域からの貿易(輸入)増加に伴い、狂犬病の危険性が再び高まっていることが窺えます。

狂犬病は、発症すると必ず死に至る治療法のない危険な病気です。ワンちゃんがトリミングショップなどで人を噛むことは日常的に発生しています。もしそれで人が死んだら、それは誰の責任になるのでしょうか?よく考えて判断する必要があるでしょう。

生後91日を過ぎたら、毎年1回、狂犬病予防注射受けさせてください。

医療費との賢い付き合い方
医療費との賢い付き合い方

忘れてはいけないのが医療関係です。 狂犬病予防はもちろんのこと、健康診断、混合ワクチン、フィラリア予防、虫下しなど子犬の命に関わる大切な費用ですからきちんと押さえておきたいですね。

また、去勢・避妊手術は不用意な繁殖によって捨て犬を生み出さないためにも、そして大切な子犬の健康のためにもきちんと行っておきたいです。無駄な費用は節約して必要な費用はきちんとかける。メリハリのあるお金の使い方が大事です。

では、手術などの治療費にはどのように対応するのが良いでしょうか?いくつかポイントを紹介しましょう。

1. 信頼できる動物病院を確保しておく

動物病院にも良し悪しがあります。不安をあおってすぐに手術を勧める病院にかかると無駄な治療費がかかるばかりか、ワンちゃんの健康にも影響が及びます。ご近所の評判を聞くなどして、信頼できる動物病院を確保しておきましょう。

2. おかしいなと思ったらセカンドオピニオンをする

診察を受けたが一向に症状が改善しないなど、おかしいな?と思ったら別の動物病院で診察を受けてみましょう。これをセカンドオピニオンといいます。癌のように手遅れになると取り返しが付かなくなることもありますからね。

3. 治療費のための貯金をしておく

最近はたくさんのペット保険がありますが、小額の治療費のために毎月保険をかけるなら、いっそのことそのお金をワンちゃん貯金に回しましょう。治療費がかからなければそれは飼い主さんのへそくりになります。ワンちゃんにおいしいおやつでも買ってあげてください。

まとめ:生涯費用はおいくら?

最近の子犬は長寿命になりましたので(これからも伸びるでしょう) 、仮に小型犬・中型犬・大型犬がそれぞれ18年、15年、13年生きたとして必要となる生涯費用を計算してみました。

サイズ別、犬の生涯費用
 
小型犬(18年) 中型犬(15年) 大型犬(13年)
初期費用 261,000円 282,500円 308,000円
毎月費用 (8,317円×12ヶ月×18年)
1,796,472円
(12,050円×12ヶ月×15年)
2,169,000円
(16,583円×12ヶ月×13年)
2,586,948円
毎年費用 (28,500円×18年)
513,000円
(35,500円×15年)
532,500円
(42,500円×13年)
552,500円
生涯費用合計 2,570,472円 2,984,000円 3,447,448円

小型犬で約260万円、中型犬で約300万円、大型犬で約350万円となりました。毎月ベースで見ると初期費用や最初に買いそろえるグッズなどを除いて、小型犬で約1万円、中型犬で約1.5万円、大型犬で約2万円です。

実際にはドッグランなどのレジャー費や手術に伴う高額な費用等が発生する可能性もありますので、もう少し余裕を持って見積もった方がよいでしょう。

月額費用 (初期費用を除く)
 
小型犬(18年) 中型犬(15年) 大型犬(13年)
月額費用合計 10,692円/月 15,008円/月 20,125円/月

犬を飼ってみませんか?

如何だったでしょうか? 犬を飼うのは意外とお金がかかるな、と思われた方も多いのではないかと思います。

確かに費用面から見ればワンちゃんを飼うのは大変です。しかし、ワンちゃんは掛けたお金以上の幸せをあなたに与えてくれるでしょう。

さぁ、犬を飼ってみませんか?

必見!お役立ち情報

気になる犬の生涯費用

気になるお金、犬の生涯費用

餌代や予防注射など、おおよその生涯費用をご紹介

徹底比較! どこで買いますか

徹底比較! どこで買いますか

餌代や予防注射など、おおよその生涯費用をご紹介

目的別、飼いやすい犬種

目的別、飼いやすい犬種

「飼いやすい犬種はどれですか?」にお応えします!

飼う前に必要なこと

飼う前に必要なこと

初めて飼う方でも安心。 飼う前に知っておいて欲しい事

飼い始めてから必要なこと

飼い始めてから必要なこと

飼い始めてから注意頂きたい事

年齢早見表

年齢早見表

とっても分かりやすい犬の早見表をご紹介します

トイレトレーニング徹底解説

トイレトレーニング(しつけ)徹底解説

難しいトイレトレーニング(しつけ)もこれを見れば簡単!

どうぶつろばコンテンツ

新着コンテンツ

楽しくって役立つ豆知識が満載!どうぶつひろばのオリジナルコンテンツ。ぜひ見てね!

子犬出産情報ブログ

子犬出産情報ブログ

子犬の新着出産情報やブリーダーさん情報などを日替わりで毎日お届けします!